決勝トナメ一回戦

決勝トーナメント1落ち芸人のポケモンブログ

受け回し(シーズン10序盤使用)

スマホから書いたのでPCだと見にくいかもしれません

既存の受けループ、つまりラッキーグライオンヤドラン@3の形ではメタ対象となり、尚且つそれらのメタに為す術なくやられてしまう。その為、この形ではトップを取ることができないと感じたので新しい形を模索することに。というわけでその叩き台としてヤドランアローマンムーという軸でptを組んだ。ただあまり強くはないが。2000台が出る前の最序盤に使って1900乗れないぐらいだった。

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以下個別解説

§ヤドラン@ヤドランナイト(メガ前特性:再生力)
ずぶといHB S4
ねっとう/てっぺき/なまける/めいそう

HBぶっぱのヤドラン。6世代最強の物理受けであり、受け回しの軸。物理特殊両方積んで相手を詰ませようと思ったが、瞑想では色々と間に合わないので度忘れの方が良い。しかし度忘れ採用の場合、泥仕合製造マシーンになると思われる。起点にできる範囲を広げたかったためHBに振りきった。瞑想鉄壁積みまくって勝った試合もいくつかあった。



§ファイアロー@ラムのみ
しんちょうHD S4
おにび/はねやすめ/ちょうはつ/ブレイブバード

流行りのHDアロー。ヤドランでは厳しいジャローダ等の草タイプ、ウルガモス、へラクロス、特殊フェアリー、ゲンガー、(ギルガルド)、毒ヒードラン、瞑想スイクンといったところにそこそこ戦える為、今回の受け回しの軸として使用した。こいつに関しては期待通りの働きをしてくれた。今回のptはこのポケモンの力で回っていたと言っても過言ではない。しかし鬼火という命中不安技はあまり好きではないし、そこが唯一の不満であった。



§マンムー@とつげきチョッキ
いじっぱりAD S4
つららばり/こおりのつぶて/じしん/じわれ

チョッキHDマンムー。上二匹に一貫する電気タイプに勝てる駒であるため、合わせて今回の構築の軸とした。環境にいる電気タイプがほとんどボルトロスであると判断しこのポケモンを採用したが、実際には水ロトムを採用したptが相当数存在したため、このポケモンと後述のジャローダを併用して電気対策を担う形とした。しかし、実際にはボルトロスは草結びという技を覚えたためマンムーでは安定して対処することができず、このptの最も大きな欠陥となってしまった。特にヤドランとボルトロスが対面した場合、草結びが安定択となってしまい簡単にこのポケモンを処理されてしまう事が多かった。そのため草結びボルトというポケモン1匹で基本選出であるヤドランアローマンムーという並びを崩壊させられ、且つ草結びの有無が選出画面で判断できないためプレイング面では対処不可能なことから、このptの解散の原因となった。じわれはこのポケモンに対し繰り出されるスイクンに交換読みで差し、サイクルを崩壊させる技として採用した。ヤドランマンムージャローダという並びは、相手の交換先に掛ける負荷が非常に少なく、ボルトスイクンアローといった並びに対してサイクル負けしてしまう事が多いためこの技は非常に有用であった。



§ジャローダ@ゴツゴツメット
臆病HSベース
リフレクター/こうごうせい/へびにらみ/リーフストーム

スイクンに強く、ガルーラに不利対面を取られたときに裏から投げられるポケモンマンムーガルーラが対面した瞬間の負けという状況を防いでくれる強いポケモンだった。ただしリーフストームのPP5という要素、さらに草タイプ1ウエポンであり相手のスイクンの裏にファイアローがいた場合リーフストームが打てずサイクル負けしてしまうことがしばしばあった。リフレクターをめざ岩あたりに変えることで対処ができると思われるのでそっちの方がこのptに合っていただろう。またゴツメを持たせていたため、物理耐久よりに努力値を割いていたが実際にはスイクンと水ロトムの相手が主な役割であり、熱湯による火傷やボルトチェンジによるダメージの蓄積により厳しいサイクルを強いられる場面が多かったため、特殊耐久よりに配分するのも面白いと感じた。



§クレッフィ@食べ残し
おだやかHD S12
いばる/でんじは/みがわり/イカサマ

いばるクレッフィ。電磁波+ヤドランの詰ませ性能に注目していたため、上から電磁波を打てるこのポケモンを採用した。ボルトロスではなくこのポケモンなのは、ドラゴン、フェアリー耐性があるためボルトロスよりもサイクル向きだと判断したから。あとは対ギルガルド性能。選出率はかなり低いのでこのポケモンを他のポケモンに変えるべきだろう。選出率が低かったのは、ヤドランの瞑想があまり機能しなかったことが原因であるためこのポケモン自体に非があるわけではない。このptはヒートロトムで詰んでいるため、このポケモンの威張るでしか抵抗できない。



§ゲンガー@ゲンガナイト
おくびょうHS C4
シャドーボール/みがわり/ほろびのうた/みちづれ

補完枠としてオニゴーリやピクシー、受けループに刺すポケモンを採用。役割対象に関しては大体勝てたので期待通りだった。まあ受けループに対しては地割れマンムージャローダで対処していたためあまり出していないが。特に言うことはない強さであった。



選出パターン
1.ヤドランマンムーアロー
基本選出 ほとんどこの並びで見れるが草結びボルトで崩壊する。
2.ヤドランアロージャローダ
基本選出2 相手に水ロトムがいた場合こちらが基本選出となる。スイクン+アローの並びにサイクル負けする。
3.その他
まあ受け回しだから相手のポケモンに対応したポケモンを出せば良いってこと。ギルガルドが重いがマンムーアロークレッフィでなんとかなる。



§まとめ
とにかくボルトロスが厳しく、ヤドランマンムーアローという基本選出を崩され為す術なくやられてしまうためこのptの解散の原因となった。あまりにボルトロスが辛いためクレッフィの枠を変えてランターンを採用しようとして、それならラッキーで良いな、となったところで、このままでは結局ラッキーグライオンヤドランに回帰することになると思ったためそこで考えるのをやめた。改めて既存の並びの偉大さを知ることになるという結果に終わってしまった。

ヤドランと組ませる対ボルト枠はニンフィアあたりを採用すべきだったかもしれない。今回は芳しくない結果に終わったが今後もヤドラン軸で受け回しを考えていく。とか言いつつ次の更新はヤドランを使わない構築になる(と思われる)。