レート2000を目指すシングルバトル講座~選出編~
久々にポケモンをやろうということで自分の思考を整理する意味でも、記事を書く気分になったので執筆(お前誰やねん偉そうにみたいツッコミもあるかもしれませんが…)
ちなみに選出編と立ち回り編の2回を投稿予定です。構築については僕の苦手分野で、無限に拡がる宇宙のようなものだと感じているので触れません。
当記事ではこちらのQRコードの構築を用いた実際の対戦譜を用いて解説していきます。
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-42FB-990A
ちなみに僕はこの構築を組んだ方が誰なのか知りません(誰か教えてください)
**
というわけでマッチングから
今回はこちらのptとの対戦を例にあげて解説していきます。
まずはあなたならどう選出するか、自分なりの答えを考えてみましょう。
…
…はい、では答え合わせ、
僕の選出はこちらです。
どうでしょう?一致しましたか?
では解説に移ります。
**
①メインアタッカーを考える
まず最初に考えるのは、こちらのエースアタッカーが通るかどうかです。
今回こちらのptのエースはやはりリザードンなので、リザードンが通るかどうかを考えます。すると相手のptのポケモンを以下の4つに分けることができます。
Ⅰ. リザードンで上からワンパンできるポケモン
Ⅱ. リザードンで対面から勝てるポケモン
Ⅲ. リザードンで対面から勝てないが負荷はかけられるポケモン
Ⅳ.リザードンでは負荷がかけられないポケモン
このうちⅣがいればメインの勝ち筋としてのリザードンは選出できません。
なぜなら、リザードンでⅠもしくはⅡのポケモンに対し有利対面を取った時に、相手はⅣのポケモンの後だしが安定になるため、相手の裏のポケモンに負荷をかけることができなくなるからです。
(他のポケモンをメインの勝ち筋とした上で、その補完にリザードンを出すことはあります)
さらに、相手のptにⅢのポケモンが3匹以上いる場合はリザードンの通りが悪いと感じるでしょう。その場合、他のアタッカーをメインの勝ち筋とすることがベターな選択肢となるかもしれません。
さて、今回の相手のptを分類すると
Ⅰ ・・・ナット、パル(タスキ以外)
Ⅱ ・・・レヒレ、グライ(sは負けている想定)
Ⅲ ・・・ミミッキュ、リザ
Ⅳ ・・・(なし)
と分けられるのでリザードンを通すことができそうです。
したがってリザードンをメインの勝ち筋として選出することを決めました。
**
②不利対面をイメージする
さて、まずはリザードンをメインアタッカーとして選出することを決めたので、後は勝ち筋をサポートするポケモンを選出していきます。
これらのポケモンを選出する上で重要なのは、「相手のⅢのポケモンに対し(最低1回は)後だしできる」ということです。
なぜなら、こちらがリザードンを通そうとしたときに、必ず相手はリザードンに対してⅢのポケモンを当てて処理しようとするため、それに対して後だしするポケモンを用意しなければならないためです。
今回、相手のⅢのポケモンはミミッキュとリザードンなので、それに対して後だしできるポケモンを選出していくことになります。
こちらのptを見ると
ミミッキュに後だしできるポケモン・・・カバルドン
リザードンに後だしできるポケモン・・・(リザXだった場合)カバルドン、(リザYだった場合)なし
**
③勝ち筋の補完
ここまでで選出することを決めた2匹では相手のリザードン(Y)が選出された場合の受けが成立しません。
したがって相手のリザードン(Y)は1匹捨てる、もしくは釣りだしで処理することにします。この際相手のリザードンを上からワンパンできるサブアタッカーが必要になります。こちらのptではこの役割を果たせるのはゲッコウガの岩雪崩だけなので、最後の1匹はゲッコウガを持っていくことにします。
**
④初手対面のケア
ここまででこちらの3匹はリザードン、カバルドン、ゲッコウガに決まりましたが初手にどのポケモンを出すかを決める必要があります。
この選出では相手のレヒレ、リザY、パル、グライに対して後だし出来ない(もしくは後だししたくない)ためこれらに有利対面を取れるリザードンかゲッコウガを初手に置きたいです。さらに相手のリザがXだった場合、こちらのリザYでは不利を取ってしまうことを考慮してゲッコウガからいくことにしました。
以上で選出編は終了となります。
今回の記事でのポイントとして、自分の使うポケモンそれぞれについてⅠ~Ⅳの分類をしっかりできるようにする、ということです。こういったポケモン間の相性をしっかり理解することは選出が上手くなることに繋がります。(僕自身しばらくポケモンから離れていたためこれがしっかりできていないという自覚があります)選出を上手くするためにも対戦を多数こなして相性を理解していきたいですね。
今回の記事を気に入ってくれた方はまた立ち回り編で、そうでもない方はここまでお付き合いいただきありがとうございました。
質問等はtwitter(@rimusyu)まで。
(なお立ち回り編が本当に執筆されるかはわかりません…)
【北大阪オフ4位】バシャガルガルド
構築の内容は前回の記事→http://rimusyu.hatenablog.com/entry/2016/03/20/200955
と同じ
GWも終わりオフで使用することはもうないだろうと思ったので、立ち回りと選出について記述する。
【選出】
基本選出
バシャーモ→ガルーラギルガルド
シーズン14ではカバルドンが流行していたため8割ぐらいこれ。叩き鬼火岩石で起点を作り、のこり二匹で積みサイクルを形成する。
サブ選出
ボルトロス→ガルーラギルガルド
残り1割ぐらいはこれ。バシャーモで叩きを打ちたいゴツメ持ちがいない時はこっちで電磁波から起点作成をする。相手が痺れた場合ボルトロス自身も悪巧みから積みサイクルの一員になれる。
サブ選出2
カバルドン→ガルーラギルガルド
相手のガルーラ初手が見え、カバルドンから展開てきそうな場合カバルドンから展開する。
サブ選出3
スイクン→ガルーラボルトロス
バトンエーフィや受けループなどはスイクンで対処する。
その他どのポケモンも積みサイクルの一員や起点作成要因として機能できるため、ギルガルドが通りそうにない場合はボルトロスやスイクンなどでの抜きや、三匹で積みサイクルを形成する選出もした
【立ち回り】
バシャーモの叩き鬼火またはボルトロスの電磁波から展開しガルーラギルガルドで展開する。
受けループやバトンはスイクンでTOD。
ガルーラガブリアスがキツくゲンガーが選出されないであろう場合はギルガルドを外しボルトロス+カバルドンを立ち回りの一部として加える。
ただしカバルドンがゲンガーを呼ぶため、ゲンガーが採用されるパターンが多かった。
またねこだまし、不意打ち、じしん、冷凍ビームのうち3つ以上持っているガルーラは切って立ち回った。
改善点としてはバシャーモが守れないため、ガルーラに対する展開が相手の立ち回り依存で弱いため、カバルドンを展開用にDに振ってステルスロックを持たせるべきだったかなと考えている。
最後に構築経緯と各技の採用理由。読みたい人は読んでください。
これまで最強のメガシンカであるメガガルーラを使った構築が組めていなかったため、今回はメガガルーラを構築の軸に据えようと決めた。
色々な技構成を試したが、ねこだまし持ちガルーラはプレイングが非常に要求され使いこなせないと感じたのでグロウパンチ持ちのガルーラを使うことに決めた。
さらに身代わり持ちのガルーラが、呼ぶクレセリアやスイクンに対して戦いやすいと感じたのでこの二つの技を採用したガルーラを軸にして構築を組むことにした。
残りの技についてはガブリアスに対して対面で処理可能であり、グロウパンチ後の抜き性能の確保と対面性能確保の両方が実現できる秘密不意打ちを採用した。
以上のガルーラで展開する上で身代わり+ゴツゴツメットによる体力の消耗が非常に厄介であったため、ゴツゴツメットを叩き落としてから展開することを考えた。
叩き落とすを使用するポケモンは物理受けを呼ぶモンスターでなければならないため当然のごとくバシャーモを採用することにした。
コンセプトの叩き落とすは確定として、ガルーラで起点にできない(一撃で身代わりを割られる)物理受けであるカバルドンやバシャーモが呼ぶマリルリなどより広い範囲をガルーラで起点にするため鬼火を採用した。
さらに、ガルーラが鋼タイプ(クチート)に対して高い打点を持っていないため、炎技としてクチートを最も高い確率で処理できるかえんほうしゃを採用した。
また物理受けのいるptに対して初手で繰り出して、物理受けを呼びゴツメを落とす立ち回りを実現するため初手性能の確保が必要であったため、気合いのタスキを持たせ、抜きの阻害になるファイアローを処理でき、起点作成、起点回避の両方に使える岩石封じを採用した。
以上の組み合わせによる叩き落とす+グロウパンチでの展開を基本の動きとして採用したものの、ゲンガーに対して不意打ち以外の有効打をもっていなかったため、ゲンガーに対して強い相方を基本選出に組み込むことが必要になった。
そこでゲンガーに対して圧倒的な強さを誇り、ガルーラとの積みの相性と全抜きの両方を持った剣舞ギルガルドを採用することにした。
技構成としてはコンセプトである剣舞影打ちに加え、全抜き性能の確保と起点作成の両方に使えるキングシールド、影打ちと合わせある程度広い範囲に打て、威力も確保できるアイアンヘッドとした。
以上の三匹を基本選出として残りを固めることとした。
積みサイクルであるが相手に選出段階で積みを意識させたくなかった(相手がギルガルドストッパーを選出しやすくなってしまうため)、極端な積みの駒は採用せず、対面性能の高い駒だけで固めることを目指した。
まずバシャーモの鬼火から展開でき、積みサイクルに強いピクシーに対抗できる瞑想身代わりスイクンを採用した。
次に相手がガルーラ処理をゴツメ持ちに頼ったパーティでない場合の展開始動要因としてボルトロスを採用した。
最後にバシャーモやボルトロスで展開する上で相手の攻撃的なポケモンを選出、立ち回りの段階で自由に動くことを封じるために物理受けを見せポケとして採用して完成とした。
この構築で5/3の北大阪オフに出場し4位を取ることができました。
準決勝はラス1で相手のガッサとこちらのギルガルドが対面して勝ちを確信したが完全なプレミでそこから落とすという大失態を犯したので泣きそうでした。
ちなみに翌日の委員会オフでもなついてないおんがえしボーマンダを使うとかいう意味不明なミスで予選落ちしました。
これからはドジっ子キャラりいむちゃんでがんばりたいと思います。
てへ☆(舌ぺろ)
【シーズン14最終2123、2134】カバガルガルド
性格:いじっぱり
努力値:132-236-4-x-12-124
実数値:197-192-121-x-122-136
グロウパンチ/ひみつのちから/ふいうち/みがわり
性格:わんぱく
努力値:252-0-252-x-4-0
実数値:215-132-187-x-93-67
じしん/こおりのキバ/なまける/あくび
ボルトロス化身@オボンのみ
性格:おくびょう
努力値:140-x-16-100-0-252
実数値:172-x-92-158-100-179
10万ボルト/めざめるパワー氷/でんじは/わるだくみ
ギルガルド@ラムのみ
性格:いじっぱり
努力値:252-252-0-x-0-4
実数値:167-112-170-x-170-81
スイクン@たべのこし
性格:ずぶとい
努力値:236-x-116-4-4-148
実数値:205-x-165-111-135-124(非理想個体)
みがわり/まもる/ねっとう/めいそう
性格:うっかりや
努力値:0-4-0-252-0-252
実数値:155-141-90-178-81-132
おにび/がんせきふうじ/はたきおとす/かえんほうしゃ
S14おつかれさまでした。
今期も中途半端で終わった。。。
レート下げニー
何かレート下がることに快感を覚えたので僕はもうダメかもしれない。
(^A゜)う、うぉおおぉぉぉおおああぁあーー!!!(ドビュルルル!!)
【シーズン11】寄せ集め
シーズン11おつかれさまでした。最終レートは1973でした。
ガルーラ@ガルーラナイト
陽気AS
猫騙し/捨て身タックル/グロウパンチ/不意打ち
ガブリアス@拘り鉢巻
陽気AS
逆鱗/地震/ダブルチョップ/ストーンエッジ
ゲンガー@気合いの襷
臆病CS
シャドーボール/こごえるかぜ/ヘドロ爆弾/道連れ
マリルリ@神秘の雫
意地っ張りAS
じゃれつく/アクアジェット/腹太鼓/守る
クチートで良かった。陽気個体を持っていなかったので意地にした。
ライコウ@食べ残し
臆病HdS
10万ボルト/毒毒/守る/身代わり
調整先
H193(16n+1)
D無振りクレセのサイキネを身代わりが確定耐え
S最速
パルシェン@王者の印
意地っ張りHAs
つららばり/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る
調整先
借り物のため不明(時間がなかったのでよくわからないまま使った)
元々は
ボーマンダ@ボーマンダナイト
陽気AS捨て身/地震/空元気/ギガインパクト
だったが脇を固めていない寄せ集めでは、尖った技構成のポケモンは生かし切れないのでしぶしぶ変えた。
*****
注)ここから愚痴
今期はシーズン終了ギリギリまでモチベが上がらなかったのですが、終了2日前に使いたいと思っていたポケモンを寄せ集めてレートに潜りました。モチベを保つことも実力の一部なので実力が足りないのは明白でした。今期は受け回し系統が2200乗ったり1日で700伸ばしたりと圧倒的な壁を感じてしまいました。BW2からポケモンをやってきて、最近ようやく結果が出せるようになったところでしたが、これ以上は伸びないのかなとも思いました。自分の実力を考えれば2200いかないのは当然ですが、悔しいものは悔しいので楽しくポケモンやるためにマイオナに転向したいですね。(すぐ飽きてレート伸ばしたくなるけど)